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映像用電子技術の新たな地平へ
−マルチメディアの世紀を先駆けた男たち−

こうして誕生したバックライトユニットは、平成7年に新設された北御牧事業所で開発・製造されることになった。
性能はトップクラス。小型で安価なこともあって、電子OA機器の表示部やパチンコ台、携帯用ゲーム機など多彩な用途に導入が進んでいる。
これまでカラーCRTの開発を手掛け、バックライトユニット立ち上げに伴って異動してきた横澤浩は言う。「開発は、商品としてどう立ち上がるかがひとつのポイント。その点、スタートしたばかりのバックライトユニットにはまだまだ課題がたくさんあるんです。」
将来を考えると、新しい導光体開発の技術が必要であり、材料技術などへもアプローチしていくことになる。そして従来のシチズンミヨタとは異なる多機種少量生産に、どう対応していくのか。これまで高度な生産技術で、さまざまな機器やシステムを内製してきたシチズンミヨタだけに、注目されるのである。
なおシチズンミヨタの映像電子機器分野では、この他にも、CCDを応用した画像入力装置の開発が進められている。得意な電子ビューファインダーとセットにすることで、セキュリティ関係や医療関係で使用されるモニター、あるいはバーチャルリアリティ関連への展開が期待されているところである。
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